エリュシオン（1994年生、母ハマノエルシド）

エリュシオン（1994年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のフュドゥラパリス（当時7歳）と交配したハマノエルシドが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）タニグチ牧場。戦績は、地方26戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年のハマナス特別。

経歴

デビュー前

松浦正春厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1996年）

4月22日、デビュー戦は長橋秀樹騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（上山ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は431kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルガイドから約16馬身差の2着となった。

5月21日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦0勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のジーエムテイオーをクビ差制して初白星を挙げた。

7月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の花笠賞（上山ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミノスカレーから約13馬身差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラコウギョウから1馬身半差の2着に敗北した。

8月27日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスルガタイセーから5馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のハマナス特別（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（7戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイナリシロボシをクビ差制して2勝目をゲットした。

10月8日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦のコスモス特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1997年）

4月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦のおひつじ座特別（上山ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で長橋秀樹騎手（9戦2勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のおうし座特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で長橋秀樹騎手（10戦2勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳A1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で長橋秀樹騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のおうし座特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で長橋秀樹騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳A1（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で長橋秀樹騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた15戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のふたご座特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のアラブ優駿トライアル（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月12日、中2週で迎えた18戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアラブ優駿（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた19戦目は、井手勇次騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1998年）

7月13日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた20戦目は、はす特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手勇次騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井手勇次騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井手勇次騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月29日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、ゆり特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井手勇次騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井手勇次騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で井手勇次騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で井手勇次騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。