レッドエンジェル（1995年生、母エンジェルフェイス）
Red Angel
1995.02.26
レッドエンジェル（1995年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時7歳）と交配したエンジェルフェイスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方34戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1998年）
3月8日、デビュー戦は田村宏之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。
3月21日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。
5月3日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦のゴールデンシリーズ第1戦（新潟(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田村宏之騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカホウオウからハナ差の2着となった。
5月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田村宏之騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。
6月27日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田村宏之騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。
7月25日、中3週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタイミングキーラーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
8月15日、中2週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモリスズランに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。
9月13日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。競走中止となった。
4歳（1999年）
1月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田村宏之騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。
1月17日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。
2月14日、中3週で迎えた11戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
8月28日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は田村宏之騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。
9月12日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（8戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。
11月7日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた14戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月19日、中1週で迎えた15戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のデータレジェンドをクビ差制して2勝目を獲得した。
12月15日、中0週で迎えた17戦目は、風神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月26日、中1週で迎えた18戦目は、ポインセチア特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。
5歳（2000年）
1月10日、中1週で迎えた19戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野三夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月1日、中2週で迎えた20戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、風神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月13日、中1週で迎えた21戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月25日、中1週で迎えた22戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のホンルイダに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
3月12日、中1週で迎えた23戦目は、風神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は青木秀之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月10日、中3週で迎えた24戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。
4月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月27日、中4週で迎えた26戦目は、カスミ草特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月19日、中2週で迎えた27戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、矢車草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤノオージに3馬身の差をつけて制した。
6月24日、連闘で迎えた28戦目は、ミズバショウ特別（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月15日、中2週で迎えた29戦目は、ヒルガオ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテーマパークに1馬身半の差をつけて優勝
7月23日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、ウチョウラン特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサトラッキーオーから3馬身差の2着となった。
8月5日、中1週で迎えた31戦目は、ナイヤガラ特別（足利ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月17日、中1週で迎えた32戦目は、オミナエシ特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野三夫騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月3日、中1週で迎えた33戦目は、ふじばかま特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野三夫騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノワンダーに1馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。
9月20日、中1週で迎えた34戦目は、みのり特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野三夫騎手（13戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月7日、中1週で迎えた35戦目は、ガーベラ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小野三夫騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアイアローに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
10月21日、中1週で迎えた36戦目は、秋風特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で小野三夫騎手（15戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月19日、中3週で迎えた37戦目は、ひいらぎ特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小野三夫騎手（16戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6歳（2001年）
2月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた38戦目は、宮崎乾司騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。
2月17日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2八九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎乾司騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。
2月28日、中1週で迎えた40戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。
3月25日、中3週で迎えた41戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は宮崎乾司騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったゼンノスラヴィックに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
4月12日、中2週で迎えた42戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎乾司騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。
5月8日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた43戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。
5月18日、中0週で迎えた44戦目は、かに座特別（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は宮崎乾司騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。
6月3日、中1週で迎えた45戦目は、早乙女特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎乾司騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。
6月21日、中2週で迎えた46戦目は、夏至特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎乾司騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。