アサカホウオウ（1995年生、母プティットイル）

アサカホウオウ（1995年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時10歳）と交配したプティットイルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着2回、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は1998年のゴールデンシリーズ第1戦。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月1日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、キーゴールドに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

2月7日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた3戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、トーヨーイナズマに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月22日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のゴールデンシリーズ第1戦（新潟(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で小島貞博騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドエンジェルをハナ差制して初白星を挙げた。

5月23日、中2週で迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のマロニエ賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた8戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、当別川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月27日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永尾正則騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永尾正則騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に終わった。

11月3日、中0週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で永尾正則騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の佐賀菊花賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で永尾正則騎手（4戦0勝）。9頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で永尾正則騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で永尾正則騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

4歳（1999年）

1月5日、中0週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で永尾正則騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で永尾正則騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で永尾正則騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で永尾正則騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で永尾正則騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。