フリートファイン（2001年生、母ブレーブビューティ）

フリートファイン（2001年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のブロッコ（当時10歳）と交配したブレーブビューティが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤本牧場。戦績は、地方16戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

西村守幸厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

11月27日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。馬体重は536kg。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワキノグローリーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月31日、中4週で迎えた2戦目は、2歳F11（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったナースメイドにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2004年）

1月22日、中2週で迎えた3戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた4戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた5戦目は、3歳T2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミヤビサンダーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳T2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸二騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸二騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸二騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸二騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月14日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイノコウジンに2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

11月16日、中2週で迎えた12戦目は、報知中津特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月22日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸二騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハギノエキセレントに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2005年）

1月4日、中1週で迎えた14戦目は、兵庫県競馬施設利用協会特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸二騎手（9戦3勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸二騎手（10戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

4月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、日本のへそ特別（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸二騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。