シングラー（1994年生、母ボストンホーネツト）

Singular

1994.05.06

シングラー（1994年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトロメオ（当時14歳）と交配したボストンホーネツトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中 春美。戦績は、中央平地4戦0勝2着2回、地方5戦3勝。主な勝ち鞍は1998年の碓氷峠特別(一般B)。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

5月18日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は520kg。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったゴールドサンデーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、ベストサバンナに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（1998年）

1月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた5戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラマイウエイに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

1月17日、中1週で迎えた6戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた7戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードモナークに1馬身半の差をつけて優勝

2月27日、中1週で迎えた8戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のオキノタツナミに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月27日、中3週で迎えた9戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。6着に敗れた。