コスモブルーノーズ（2017年生、母コスモスカイライン）

コスモブルーノーズ（2017年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+非常に高速な漁船で国際レースでも勝利した船の名前」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時8歳）と交配したコスモスカイラインが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はムラカミファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

12月8日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は406kg。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

3歳（2020年）

1月6日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のボマラインに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

2月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスのあすなろ賞（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月28日、中5週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

8月9日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの富良野特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

12月13日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（4戦1勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

4歳（2021年）

1月23日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラスの宝満山特別（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は秋山稔樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったバルトロメウに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月27日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

9月4日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの瓢湖特別（新潟芝2200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた16戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラスの高湯温泉特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた18戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に終わった。

2021年11月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5歳（2022年）

1月27日、中9週で迎えた19戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

2月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1400m 雨/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた21戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、白戸君お誕生日記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた22戦目は、スマホ投票なら楽天競馬!賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた23戦目は、矢車菊特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。