ジュデシャンス（2021年生、母バーバリアン）

ジュデシャンス（2021年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時18歳）と交配したバーバリアンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はオリエント牧場。2023年のスピネル特別に勝利した他、2023年のフルールカップ(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

6月13日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/稍重）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンローロに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月13日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのスピネル特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るモノノフブラックをクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

8月24日、中2週で迎えた4戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳オープンのフルールカップ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったヨシノヒローインに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月21日、中3週で迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月1日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

3歳（2024年）

1月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から23kg絞って迎えた7戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

6月7日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた8戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた9戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の夏椿特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

8月21日、中7週で迎えた10戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、アグリアクション!JA日胆特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた11戦目は、ホクレンあったか灯油特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた12戦目は、国立公園のまち日高町特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（4戦2勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、映画「北の流氷」製作応援特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（5戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず3着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた14戦目は、サザンカ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（6戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた15戦目は、駒丘賞（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（7戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。