シーフォワード（1996年生、母ジャストフォーユウ）

シーフォワード（1996年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時20歳）と交配したジャストフォーユウが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、地方29戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の一般C1-3。

経歴

デビュー前

高橋直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

1月6日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月28日、連闘で迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたんぽぽ賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた8戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のゴールデンシリーズ第6戦（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、勝ったトウヨウロバリーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

10月9日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

10月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は池添謙一騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

4歳（2000年）

2月6日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニホルダーから1馬身半差の2着となった。

3月18日、中5週で迎えた19戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた20戦目は、赤岡町どろめ祭り特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた21戦目は、一般B4（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月13日、中0週で迎えた22戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月10日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンオウビゼンからクビ差の2着となった。

7月2日、中2週で迎えた24戦目は、珊瑚礁特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた25戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、南風特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

9月16日、中8週で迎えた26戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた28戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2001年）

1月8日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカツクローバーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月28日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた33戦目は、雪割草特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた34戦目は、チューリップ特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリッチマンに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月16日、中3週で迎えた36戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた37戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（13戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた38戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（14戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた39戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（15戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた40戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（16戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月11日、中5週で迎えた41戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（17戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた42戦目は、土佐清水市姫がつお特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で明神繁正騎手（18戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた43戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で明神繁正騎手（19戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。