メイショウフジッコ（2008年生、母ピュアウィンク）

メイショウフジッコ（2008年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名愛称」。毛色は青鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時8歳）と交配したピュアウィンクが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方23戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上C2三。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

9月11日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた2戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では脚が残っておらず18着に終わった。

3歳（2011年）

4月16日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は長谷川浩大騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川浩大騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷川浩大騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月28日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長谷川浩大騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長谷川浩大騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長谷川浩大騎手（8戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

11月24日、中7週で迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリーチフェアネスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月15日、中2週で迎えた14戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2012年）

1月11日、中3週で迎えた15戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた16戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた17戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、バトルロワイヤルに3/4馬身交わされて2着となった。

5月4日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったビューティブルーを半馬身捉え切れず2着となった。

6月5日、中2週で迎えた22戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた24戦目は、すもも賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

8月7日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた26戦目は、はまゆう賞（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5歳（2013年）

1月9日、約4か月の休み明けで迎えた28戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた30戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月23日、約4か月半の休み明けで迎えた35戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るウォーターボルカノを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って休み明けの一戦を制した。