リキパイレーツ（2002年生、母ダークムーン）

リキパイレーツ（2002年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋海賊」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時23歳）と交配したダークムーンが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2004年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

9月19日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 雨/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に終わった。

12月11日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のナスケンウインドを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2005年）

11月5日、約11か月の休み明けで迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

12月24日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

4歳（2006年）

2月15日、中7週で迎えた8戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメイショウランマルに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

2月20日、連闘で迎えた9戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のデルマジュピターに5馬身の差をつけて制した。