スワルナパクシャ（2021年生、母サブトゥエンティ）

スワルナパクシャ（2021年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金の翼を持つ金翅鳥(サンスクリット)。金を目指して。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したサブトゥエンティが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フアーム。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ。

経歴

デビュー前

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月19日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は412kg。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

3歳（2024年）

1月21日、中8週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4月28日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

8月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月8日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイエムスマックを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

9月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーマステソーロに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコワンをクビ差振り切って断然の支持に応えた。

11月21日、中5週で迎えた8戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったダノンレーニアに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中4週で迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の市制施行70周年ひがしまつやま賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。