グローバルピース（2001年生、母エミネントガール）

グローバルピース（2001年3月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「世界的平和」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時15歳）と交配したエミネントガールが10歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

2月14日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったローランジェネルーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のピサノパスティーユに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、約8か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦1勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

4歳（2005年）

1月10日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に敗れた。