サンライトワンダー（1988年生、母グリンニツセイ）

サンライトワンダー（1988年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスポーツキー（当時16歳）と交配したグリンニツセイが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方21戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年のシルバーステッキ特別。

経歴

デビュー前

橋本輝雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

9月8日、デビュー戦は菅原泰夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は416kg。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカムイスズランに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた3戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた6戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

3歳（1991年）

1月15日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で玉ノ井健志騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

3月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳500万下の4歳抽せん馬特別（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は根本康広騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

8月18日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた10戦目は、及川靖騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカゼノアレツに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のコスモス特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で及川靖騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の桔梗特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で及川靖騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のシルバーステッキ特別（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で及川靖騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲノランボーに1馬身半の差をつけて制した。

10月25日、中1週で迎えた14戦目は、鍛炭幸夫騎手を鞍上に迎えて、神無月特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月12日、中2週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた15戦目は、秋冷特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は及川靖騎手（4戦2勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた16戦目は、一般B3五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川靖騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月12日、中2週で迎えた17戦目は、一般B3五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で及川靖騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイカツポートから5馬身差の2着となった。

12月30日、中2週で迎えた18戦目は、一般B3五（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で及川靖騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1992年）

1月31日、中4週で迎えた19戦目は、若松特別（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で及川靖騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月25日、中3週で迎えた20戦目は、スイセン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で及川靖騎手（9戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた21戦目は、サニースプリント特別（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で及川靖騎手（10戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月2日、中5週で迎えた22戦目は、西川栄二騎手を鞍上に迎えて、虎ノ門特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月12日、中0週で迎えた23戦目は、新宿区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川栄二騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた24戦目は、アンドロメダ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川栄二騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイブレーブから4馬身差の2着となった。

6月19日、中1週で迎えた25戦目は、真珠賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西川栄二騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた26戦目は、おうし座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川栄二騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた27戦目は、一般B3三四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西川栄二騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月25日、中0週で迎えた28戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西川栄二騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月1日、約4か月半の休養明けで迎えた29戦目は、望月秀男騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったツジノフレームから2馬身差の2着となった。

12月30日、中3週で迎えた30戦目は、一般B2 B3（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で望月秀男騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。