ミキノドラマー（2013年生、母ケイアイミサイル）
Mikino Drummer
2013.04.29
ミキノドラマー（2013年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ドラムの演奏者」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時15歳）と交配したケイアイミサイルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は浦河育成牧場。2018年のルミエールオータムダッシュ(オープン ハンデ)に勝利した他、2019年のルミエールオータムダッシュ(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2015年）
7月25日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて先頭に躍り出て、最後は2着のヒマラヤキンランに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。
3歳（2016年）
2月13日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。
3月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦1勝）。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。
3月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。
4月30日、中4週で迎えた6戦目は、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。
5月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキーナンバーから半馬身差の2着となった。
7月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（5戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。
9月4日、中2週で迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。最後は、2着のスペチアーレをクビ差制して2勝目を奪取した。
10月22日、中6週で迎えた11戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月17日、中7週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の中京日経賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。
4歳（2017年）
1月14日、中3週で迎えた13戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。
2月13日、中3週で迎えた14戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。
2月26日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の周防灘特別（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。
3月25日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上1000万下の岡崎特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。17頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。
4月29日、中4週で迎えた17戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月29日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（6戦1勝）。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月3日、中4週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（7戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラウンルシフェルからクビ差の2着に甘んじた。
9月24日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（8戦1勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。
10月28日、中4週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（9戦1勝）。17頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に入った。
5歳（2018年）
5月13日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のペイシャゲランに2馬身半の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。
8月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月25日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上1600万下の稲妻ステークス（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月20日、中7週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（10戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月28日、連闘で迎えた26戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。最後は、2着のレジーナフォルテに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。
12月2日、中4週で迎えた27戦目は、ラピスラズリステークス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。
12月15日、中1週で迎えた28戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのタンザナイトステークス（阪神芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。
6歳（2019年）
1月14日、中3週で迎えた29戦目は、淀短距離ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。
5月19日、約4か月の休養明けで迎えた30戦目は、ハンデ戦でオープンの韋駄天ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は西田雄一郎騎手（11戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。
7月28日、中9週で迎えた31戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（12戦1勝）。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後はナインテイルズと並んで13着同着となった。
10月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。
10月27日、中1週で迎えた33戦目は、ルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（2戦1勝）。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
7歳（2020年）
1月6日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、カーバンクルステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。
3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、ハンデ戦でオープンの千葉ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は西田雄一郎騎手（13戦1勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。
5月10日、中6週で迎えた36戦目は、鞍馬ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。
5月24日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦でオープンの韋駄天ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢一樹騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。
6月21日、中3週で迎えた38戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。
7月26日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた39戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（5戦1勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。6着に入り込んだ。
10月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた40戦目は、ルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（6戦1勝）。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。14着に敗れた。
2020年10月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。