カイザーソウル（2017年生、母ローマンブリッジ）
Kaiser Soul
2017.02.21
カイザーソウル（2017年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「皇帝(独)+魂。帝王魂」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドシップ（当時8歳）と交配したローマンブリッジが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C1三。
経歴
デビュー前
矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2019年）
12月21日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
3歳（2020年）
4月11日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。
11月7日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。
12月5日、中3週で迎えた4戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
12月13日、連闘で迎えた5戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい14着に終わった。
4歳（2021年）
3月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた6戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソウダチに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。
4月27日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボンテンマルに8馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。
5月23日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のネイチャーモルサムに9馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
7月11日、中6週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた9戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。
9月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。
10月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。
デビュー前
櫻田康二厩舎（岩手）へ入厩。
8月2日、デビュー戦は鈴木祐騎手を鞍上に据えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。
2021年5月25日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。
5歳（2022年）
9月20日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。
10月4日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた13戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
2021年5月25日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。