フジミココス（1989年生、母ハードリソロナ）

経歴

デビュー前

3歳（1992年）

4月11日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は414kg。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

5月9日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のセントウェザーに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月30日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

7月11日、中5週で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったバトルパミーナに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

8月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月30日、中2週で迎えた6戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた7戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の袖ケ浦特別（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず12着に敗れた。

4歳（1993年）

1月9日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場均騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のコウチポートに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

1月30日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（4戦2勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。