リーゼントミニー（2020年生、母カフジサファイア）

リーゼントミニー（2020年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時8歳）と交配したカフジサファイアが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はヒダカフアーム。主な勝ち鞍は2023年のリゲル特別(C1)。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

3月18日、デビュー戦は古川奈穂騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は418kg。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

4月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

5月13日、中3週で迎えた4戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず最後はオーシンエンジェルと並んで7着同着となった。

6月18日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のリゲル特別（門別ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（5戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のフルオブプレイズを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

11月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で古川奈穂騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のストリンジェンドを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

12月3日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で古川奈穂騎手（7戦2勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

4歳（2024年）

1月14日、中5週で迎えた11戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた12戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

3月10日、中5週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（8戦2勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（9戦2勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

4月13日、中2週で迎えた15戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスのラジオ福島賞（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、伸びてきたクリダーム決め手に屈してハナ差の2着となった。

7月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの彦星賞（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた17戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの桑園特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。