レッドマウンテン（1998年生、母マウンテンクィーン）

レッドマウンテン（1998年6月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時14歳）と交配したマウンテンクィーンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、地方26戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年のプレセペ賞(一般B3一)。

経歴

デビュー前

竹山隆厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2000年）

11月15日、デビュー戦は嶋村彰直騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は497kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋村彰直騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテンミリオンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2001年）

1月14日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のエリカ特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嶋村彰直騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したフタエマルを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

7月9日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブルーアスワンに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の鳳仙花特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、ウルマハクリュウに交わされて1馬身半差の1着勝利を手に入れた。

9月12日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦2勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月3日、中6週で迎えた8戦目は、ファイナルナイト賞（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦2勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

12月15日、中5週で迎えた9戦目は、冬霞特別（大井ダート1790m 晴/重）に出走。鞍上は嶋村彰直騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた10戦目は、年忘特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋村彰直騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4歳（2002年）

1月10日、中0週で迎えた11戦目は、若水特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋村彰直騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

2月13日、中4週で迎えた12戦目は、白富士特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嶋村彰直騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコマザブルに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月6日、中2週で迎えた13戦目は、春水賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嶋村彰直騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた14戦目は、春分賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で嶋村彰直騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた15戦目は、レグルス賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で嶋村彰直騎手（9戦2勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着を確保した。

4月23日、中1週で迎えた16戦目は、プレアデス賞（大井ダート1690m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で嶋村彰直騎手（10戦2勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

5月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、プレセペ賞（大井ダート1790m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で嶋村彰直騎手（11戦2勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のベルモントシーザーに1馬身半の差をつけて制した。

5月27日、中1週で迎えた18戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1790m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で嶋村彰直騎手（12戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

7月23日、中7週で迎えた19戦目は、アルテミス賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で嶋村彰直騎手（13戦3勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた20戦目は、コメット賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で嶋村彰直騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた21戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で嶋村彰直騎手（15戦3勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた22戦目は、観月賞（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で嶋村彰直騎手（16戦3勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた23戦目は、ペルセウス賞（大井ダート1690m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で嶋村彰直騎手（17戦3勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、ハンデ戦のオクトーバー賞（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で嶋村彰直騎手（18戦3勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月30日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた25戦目は、ベテルギュース賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で嶋村彰直騎手（19戦3勝）。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた26戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で嶋村彰直騎手（20戦3勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。