オギトランザム（1984年生、母エースヒトミ）

オギトランザム（1984年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスプレス（当時9歳）と交配したエースヒトミが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）江島牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

1月5日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

4月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた4戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月29日、中1週で迎えた5戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

4歳（1988年）

2月6日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、押田年郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた7戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた9戦目は、池添兼雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は押田年郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマーブルレリックから2馬身差の2着となった。

4月9日、中1週で迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で押田年郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で押田年郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったテートローマンから3/4馬身差の2着となった。

5月8日、中1週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で押田年郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で押田年郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で押田年郎騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のパンフレットに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月17日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（秋）（阪神障害芝3200m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は押田年郎騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月23日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で押田年郎騎手（8戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。