アズマタックン（2013年生、母ネイチャーガイド）

アズマタックン（2013年1月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名愛称より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時12歳）と交配したネイチャーガイドが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。2019年の新潟ジャンプステークス(JG3)で3着に入った他、2020年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下河辺牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、東哲次によって1,220.4万円で落札された。

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月28日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

3歳（2016年）

2月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、6着に終わった。

3月20日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

6月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/重）に出走。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた5戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月28日、中6週で迎えた6戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2017年）

1月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

1月29日、中1週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったツジスーパーサクラから3馬身差の2着となった。

2月18日、中2週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジェラルドをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

3月18日、中3週で迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北沢伸也騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンコードから1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月8日、中2週で迎えた12戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内雨/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（7戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったマドリードカフェから1馬身1/4差の2着となった。

5月27日、中2週で迎えた14戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月28日、約5か月の休み明けで迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた16戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月9日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラウンフレイムからクビ差の2着に惜敗した。

5歳（2018年）

1月13日、中4週で迎えた18戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた19戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた20戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

7月21日、中2週で迎えた21戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のクラシックマークに3馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

8月25日、中4週で迎えた22戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月14日、中6週で迎えた23戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（2019年）

1月19日、約3か月の休み明けで迎えた24戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は金子光希騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた25戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウダッサイから1馬身3/4差の2着となった。

3月9日、中3週で迎えた26戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4月20日、中5週で迎えた27戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた28戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた29戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた30戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた31戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は金子光希騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた32戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（7戦1勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7歳（2020年）

1月19日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝3170m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は熊沢重文騎手（7戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスワーヴポルトスに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

2月29日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた34戦目は、春麗ジャンプステークス（中山障害芝3200m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月18日、中6週で迎えた35戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り雨/不良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は小坂忠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月27日、中9週で迎えた36戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は高田潤騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた37戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月5日、約4か月の休養明けで迎えた38戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた39戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は小坂忠士騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。14着に終わった。

8歳（2021年）

2月6日、中5週で迎えた40戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。14着に終わった。

4月3日、中7週で迎えた41戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた42戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた43戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、J・G2の京都ハイジャンプ（中京障害芝3900m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。