クルメミッチー（2020年生、母ローブレガリア）

クルメミッチー（2020年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「久留米+人名愛称」。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時9歳）と交配したローブレガリアが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川島牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月26日、デビュー戦は2歳新馬（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

3歳（2023年）

2月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月1日、中6週で迎えた3戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林美駒騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたオリエンタルラニ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

10月13日、中9週で迎えた7戦目は、3歳戦の木菟特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では稟性の闘争心でゴールまでタレずに走り切ったが、4着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた8戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の百舌鳥特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2024年）

3月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月9日、中4週で迎えた11戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、フローラ賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったダルジェントにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中7週で迎えた12戦目は、アンドロメダ賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月26日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、ラケシス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

8月9日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、全国削ろう会秦野大会開催記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5歳（2025年）

1月4日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた15戦目は、鏡餅賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

2月8日、中4週で迎えた16戦目は、アリアンロッド賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた17戦目は、二輪草賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゴールデンナイトをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。