スダブラック（1987年生、母フエアガリアス）

Suda Black

1987.03.07

スダブラック（1987年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイエローゴツド（当時20歳）と交配したフエアガリアスが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方2戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

古山良司厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

11月11日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた3戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

3歳（1990年）

9月30日、約9か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったコクサイソルジャーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月27日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、逃げるミスタマフジを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、柏崎正次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏崎正次騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

4歳（1991年）

4月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、松田路博騎手を鞍上に迎えて、白樺特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、色丹特別（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田路博騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったダフオデルからハナ差の2着に惜敗した。