コクサイソルジャー（1987年生、母ランズプロント）
Kokusai Soldier
1987.04.04
コクサイソルジャー（1987年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時13歳）と交配したランズプロントが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川 啓一。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方39戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
荻野光男厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1990年）
8月12日、デビュー戦は北沢伸也騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は502kg。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。
8月26日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったダイイチシンゴに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。
9月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。
9月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。
9月30日、連闘で迎えた5戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスダブラックに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
10月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は北沢伸也騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。
10月27日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。
4歳（1991年）
5月18日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（6戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。
6月2日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（7戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。
6月22日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（8戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。
8月11日、中6週で迎えた11戦目は、山元久巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルミフォードに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。
8月26日、中1週で迎えた12戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月10日、中1週で迎えた13戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月24日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキングクラウンに3/4馬身の差をつけて3勝目をマークした。
10月6日、中1週で迎えた15戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーチャレンジカップ（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビゼンクインから6馬身差の2着に敗北した。
10月28日、中2週で迎えた16戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、一般B1（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月15日、中2週で迎えた17戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーマサトシをハナ差制して4勝目をマークした。
12月9日、中2週で迎えた18戦目は、新潟・高崎対抗戦（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったナンタイビウチーからクビ差の2着となった。
12月29日、連闘で迎えた20戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5歳（1992年）
1月17日、中2週で迎えた21戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月4日、中2週で迎えた22戦目は、立春特別（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴史騎手（6戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。
3月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で水野貴史騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウルトラから4馬身差の2着となった。
4月12日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた25戦目は、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマネープランに2馬身の差をつけて5勝目を奪取した。
4月27日、中1週で迎えた26戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた27戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミルフォードテミスに2馬身の差をつけて6勝目を獲得した。
5月24日、中1週で迎えた28戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で平床良博騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマネープランに1馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。
6月9日、中1週で迎えた29戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平床良博騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のツカサアサヒオーをクビ差制して8勝目を手にした。
6月23日、中1週で迎えた30戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で平床良博騎手（8戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビューデントに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
7月6日、中1週で迎えた31戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で平床良博騎手（9戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月17日、中5週で迎えた32戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平床良博騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月1日、中1週で迎えた33戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平床良博騎手（11戦6勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた34戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月27日、中1週で迎えた35戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、白山大賞典（金沢ダート2600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月10日、中1週で迎えた36戦目は、北陸三県畜産会長賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は平床良博騎手（12戦6勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（1993年）
2月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
2月17日、中1週で迎えた38戦目は、一般A（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のリバテイリツチをクビ差制して10勝目を達成した。
3月4日、中1週で迎えた39戦目は、一般A（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木春雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
4月13日、中5週で迎えた40戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（13戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月27日、中1週で迎えた41戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（14戦6勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月22日、中7週で迎えた42戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（15戦6勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
7歳（1994年）
4月11日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた43戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月18日、中9週で迎えた44戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月3日、中1週で迎えた45戦目は、オリオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（16戦6勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた46戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（17戦6勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた47戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（18戦6勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた48戦目は、オリオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山下誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月15日、中4週で迎えた49戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、一般C4-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイイチバンから3馬身差の2着に敗北した。