マルハチロスリン（2005年生、母ベストウーマン）

経歴

デビュー前

2歳（2007年）

7月26日、デビュー戦は野沢憲彦騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のスカイシャトルに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2008年）

5月5日、約9か月半の休み明けで迎えた2戦目は、本多正賢騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のメイプルブレイドに2馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

5月26日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で本多正賢騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマキノホープに1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の海風スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた5戦目は、こと座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた6戦目は、波うさぎ賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

8月29日、中5週で迎えた7戦目は、一般B3 C1（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で野沢憲彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリバーホークに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4歳（2009年）

2月5日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で野沢憲彦騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

4月2日、中7週で迎えた10戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で野沢憲彦騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のスガノオーシャンをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

5月8日、中4週で迎えた11戦目は、さざなみスプリント（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で野沢憲彦騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた12戦目は、晩春特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で野沢憲彦騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた14戦目は、ワッショイTOKYO夏ラリー賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（10戦2勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（11戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた16戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月23日、中2週で迎えた17戦目は、いて座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

8月31日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月29日、中7週で迎えた19戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

11月20日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、西風賞（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（14戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

12月11日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた21戦目は、烈風スプリント（船橋ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（15戦2勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5歳（2010年）

1月12日、中4週で迎えた22戦目は、初鷹賞（船橋ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は本多正賢騎手（2戦2勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本多正賢騎手（3戦2勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本多正賢騎手（4戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。