ハイフレンドリアル（1998年生、母ワイドウインダム）

ハイフレンドリアル（1998年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時19歳）と交配したワイドウインダムが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）棚川牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回、地方16戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

9月2日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた3戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったメジロキルデアに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3歳（2001年）

4月21日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフローリッドコートをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

4歳（2002年）

4月22日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイロビンに1馬身半の差をつけて久々の実戦をモノにした。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、広瀬川特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のショウナンハーバーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月8日、中2週で迎えた9戦目は、三陸リアス特別（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月18日、中0週で迎えた10戦目は、ばんじゅんの店杯（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウナンハーバーからクビ差の2着に甘んじた。

7月14日、中3週で迎えた11戦目は、鈴木京子様新築記念（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のショウエイアカツキをクビ差制して優勝

8月16日、中2週で迎えた13戦目は、イセイ興産杯（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンゲッターからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2003年）

4月5日、約7か月半の休み明けで迎えた14戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 小雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた15戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた17戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2004年）

4月11日、約10か月の休み明けで迎えた19戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた20戦目は、駒形賞（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた21戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。