シナノストーミング（2014年生、母テンプティングフェイト）

シナノストーミング（2014年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストーミングホーム（当時16歳）と交配したテンプティングフェイトが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。主な勝ち鞍は2016年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川向高橋育成牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、川向高橋育成牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小林勝によって140.4万円で落札された。

高月賢一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2016年）

6月17日、デビュー戦は瀧川寿希也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は431kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のティーケーグラスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のゴールデンルーキー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のシャイニングフューチャー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のりょうくん特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のポートサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず3着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の荒川区特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

3歳（2017年）

3月1日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦のそよ風賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた13戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の爆風賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の青嵐賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の烈風賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月2日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦の海風賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の初風賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったセノーテにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた18戦目は、馬いぞ!八幡平マッシュルーム記念（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた19戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、こうのす花火大会賞（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた20戦目は、津久井やまびこ祭り杯（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた21戦目は、ロケット賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

12月11日、中4週で迎えた22戦目は、快速賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

4歳（2018年）

1月5日、中3週で迎えた23戦目は、宝船賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた24戦目は、先鋒賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、アヴァールに半馬身交わされて2着となった。