マヤノグローバル（2001年生、母ゴールデンマザー）

マヤノグローバル（2001年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋全世界」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時9歳）と交配したゴールデンマザーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方27戦12勝2着6回。2004年のサラブレッド大賞典(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

3月6日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。6頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

8月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメイクマイドリームに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオグリオペラを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のねむの木賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤川洋一郎騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤川洋一郎騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るキヌガサヒロトオーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

10月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤川洋一郎騎手（4戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた9戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリンクスプリントを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って4勝目を手に入れた。

12月6日、中1週で迎えた10戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、デッセンバー特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアキノホウサクをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

4歳（2005年）

1月4日、中3週で迎えた11戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、お正月特別石川県馬主協会長賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンドシアターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、縁之下大賞典（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフロムアウトサイドに3馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

6月14日、中9週で迎えた13戦目は、あじさい特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ルスナイパラダイスに交わされて2馬身差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた14戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般B4-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンドリームパワーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイズミムテキを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中3週で迎えた16戦目は、白樺特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサムソンリンリンに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月4日、中3週で迎えた17戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイズミムテキを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中9週で迎えた18戦目は、北陸コカ・コーラボトリング株式会社杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスフィアーを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

11月22日、連闘で迎えた19戦目は、一般B3-2（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスタンフォードに1馬身の差をつけて9勝目をマークした。

12月4日、中1週で迎えた20戦目は、桜奈ちゃん1歳誕生日おめでとう杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（6戦4勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のスタンドアウェイをアタマ差振り切って雨中の大混戦を制した。

5歳（2006年）

1月18日、中5週で迎えた21戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた22戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた23戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（7戦5勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた24戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルクスクデットを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月16日、中1週で迎えた25戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

6月13日、中7週で迎えた26戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた27戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（9戦5勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャインカイザーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って優勝

7月11日、中1週で迎えた28戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、白百合賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた29戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスフィアーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

8月15日、中2週で迎えた30戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（10戦6勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。