マリオブラッティ（1990年生、母ホツカイローズ）

Mario Blatti

1990.04.27

マリオブラッティ（1990年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレイザーレイン（当時7歳）と交配したホツカイローズが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際セントラルスタッド。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

9月19日、デビュー戦は清山宏明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したヤマジンコトブキを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で清山宏明騎手（4戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で清山宏明騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

3歳（1993年）

6月12日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で清山宏明騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で清山宏明騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で清山宏明騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

7月18日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で清山宏明騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で清山宏明騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

8月29日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

10月2日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く最後はパラストリズムと並んで11着同着となった。

12月4日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の高山特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。