ワークアンドリッチ（2016年生、母マヤリッシュ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小林祥晃によって972万円で落札された。

2歳（2018年）

7月15日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

9月1日、中4週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、グリューネリヒトに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2019年）

7月6日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

10月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに25kg増やして迎えた5戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスターオブザナイルを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、土佐の銘菓は青柳特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレッドヴェルサスに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月4日、連闘で迎えた7戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、ポインセチア特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマインクイーンに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2020年）

1月12日、中7週で迎えた9戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に敗れた。

6月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のサクラクリスタルをクビ差振り切って1番人気に応えた。

7月26日、中1週で迎えた12戦目は、アサガオ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のデルマトリアノンに4馬身の差をつけて5勝目を収める

8月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のキモンプリンスを半馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

9月12日、中1週で迎えた15戦目は、仲秋特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（8戦6勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

5歳（2021年）

5月11日、約8か月の休み明けで迎えた16戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

7月8日、中7週で迎えた17戦目は、土耳古桔梗賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。