ラストプレジデント（1995年生、母ファンシーブライド）

ラストプレジデント（1995年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時23歳）と交配したファンシーブライドが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は寺越政幸。戦績は、地方26戦9勝2着6回。主な勝ち鞍は1999年の5歳C1。

経歴

デビュー前

村上昌幸厩舎（水沢）へ入厩。

3歳（1998年）

1月5日、デビュー戦は千田知幸騎手を鞍上に据えて、4歳C3（水沢ダート850m 曇/重）に出走。馬体重は468kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロナイトオーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゴアロメオからクビ差の2着に甘んじた。

5月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳C2（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月15日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳C2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったファーストティアラから3馬身差の2着に敗北した。

10月24日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラトップレデイからアタマ差の2着に甘んじた。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C2（水沢ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョイフルベアーからクビ差の2着に甘んじた。

12月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビューエリーに3/4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

12月31日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1999年）

1月18日、中2週で迎えた11戦目は、5歳C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノジョーカーをクビ差制して制した。

9月6日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤドメコマチに1馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

9月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフーイナムに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフォージドカイザーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のテツノグランプリに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョイントエースから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のワードバイトに3/4馬身の差をつけて8勝目をゲットした。

12月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。2着となった。

12月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアンダーリュウオーをハナ差制して優勝

5歳（2000年）

4月1日、約3か月の休み明けで迎えた20戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月18日、中6週で迎えた21戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、荒川区特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた22戦目は、風待月特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた23戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1十（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

6歳（2001年）

3月1日、約8か月半の休養明けで迎えた24戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた25戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた26戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。