キクマサエンジェル（2007年生、母キタサンウィッシュ）

Kikumasa Angel

2007.03.30

キクマサエンジェル（2007年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウインラディウス（当時9歳）と交配したキタサンウィッシュが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八島 夕起子。戦績は、地方10戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

佐藤厚弘厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2009年）

6月11日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったマグニフィカに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2010年）

2月17日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスワローティニーにハナ差届かず2着に甘んじた。

4月14日、中7週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラストロマンスに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラストロマンスを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月8日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月23日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のサンダーソニア賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた8戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の有りの実特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の落花生特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、シャイニースマイルにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

11月1日、中4週で迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。