シャイニースマイル（2007年生、母ソレイユドール）

シャイニースマイル（2007年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のトワイニング（当時16歳）と交配したソレイユドールが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、地方20戦13勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の’12スパーキングナイトチャ(一般A3 B1)。

経歴

デビュー前

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2010年）

7月23日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は489kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のプリティベベに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウノエメラルドを交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の有りの実特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のスマートフォンテンに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月24日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の落花生特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るキクマサエンジェルを上がり2位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って負け知らずの4連勝を決めた。

4歳（2011年）

5月3日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1六（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキングハーモニーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

6月24日、中3週で迎えた7戦目は、荷風特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカザリムスビを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

7月21日、中3週で迎えた8戦目は、ピーナッツ特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（7戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るカザリムスビを強烈な末脚で3/4馬身差し切って断然人気に応えた。

8月23日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、ファビィレイン特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で戸崎圭太騎手（8戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るレオカミカゼを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

10月4日、中5週で迎えた10戦目は、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で戸崎圭太騎手（9戦8勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルファアップルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月4日、中3週で迎えた11戦目は、南関東地方競馬チャンネル賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で戸崎圭太騎手（10戦9勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた12戦目は、一陽特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で戸崎圭太騎手（11戦9勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るサミンガードナーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5歳（2012年）

5月3日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、江戸川特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で戸崎圭太騎手（12戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスマートジョーカーをハナ差振り切って1番人気に応えた。

6月14日、中5週で迎えた14戦目は、’12スパーキングナイトチャ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で戸崎圭太騎手（13戦11勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジュウクリュウオウをクビ差振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

8月7日、中7週で迎えた15戦目は、’12 プラチナカップ（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で戸崎圭太騎手（14戦12勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた16戦目は、舞岡特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で戸崎圭太騎手（15戦12勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したセイントメモリーにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月18日、中5週で迎えた17戦目は、相模原市特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で戸崎圭太騎手（16戦12勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた18戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの’12ロイヤルカップ（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦のアクアライン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（17戦12勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したラヴァリーズームを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2013年）

4月4日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、鳥待月特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のカスガに1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。