ヤマニンランダー（2002年生、母ヤマニンフライト）

ヤマニンランダー（2002年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋着陸船」。毛色は栗毛。種牡馬のエアジハード（当時7歳）と交配したヤマニンフライトが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、地方21戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は2007年の一般C2二三。

経歴

デビュー前

八木正喜厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2005年）

12月19日、デビュー戦は山林堂信彦騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は568kg。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4歳（2006年）

1月23日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のブモンノホマレを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月21日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山林堂信彦騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサーペントラに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

7月21日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山林堂信彦騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったゴールドテンダーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山林堂信彦騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したフリートブルーにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山林堂信彦騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るムーンライトスターを豪脚でクビ差だけ差し切って3勝目を挙げた。

9月12日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山林堂信彦騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のイブキホリリーに2馬身の差をつけて制した。

9月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2五六（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山林堂信彦騎手（9戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山林堂信彦騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したニッポンダンジにハナ差届かず2着に甘んじた。

5歳（2007年）

1月5日、中8週で迎えた12戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山林堂信彦騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったホッカイエレガントを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

1月30日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、一般C3一二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山林堂信彦騎手（12戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3一（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山林堂信彦騎手（13戦4勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月13日、中5週で迎えた15戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で山林堂信彦騎手（14戦4勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサーペントラを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

5月18日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2-13 14 15（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で山林堂信彦騎手（15戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマキバシャラポワを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

6月12日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で山林堂信彦騎手（16戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメインバンクに3馬身の差をつけて7勝目をマークした。

7月3日、中2週で迎えた18戦目は、城ヶ島特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で山林堂信彦騎手（17戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、チャンピオンプレーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で山林堂信彦騎手（18戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のディアドラに1馬身半の差をつけて8勝目をマークした。

8月28日、中5週で迎えた20戦目は、相模湖特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で山林堂信彦騎手（19戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたハニーフェイス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で山林堂信彦騎手（20戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。