ムーンライトスター（2001年生、母ヤマヒサローレル）

ムーンライトスター（2001年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトレジャーアイランド（当時5歳）と交配したヤマヒサローレルが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、地方41戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋修から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ディアレストクラブによって525万円で落札された。

上杉昌宏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2003年）

12月28日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のアノマロカリスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた3戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた4戦目は、立花伸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの’04桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

3月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のパンジー特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

3月15日、中0週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

4月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた8戦目は、國平幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

7月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐宗応和騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月15日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐宗応和騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐宗応和騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた13戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は佐宗応和騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐宗応和騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた16戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

4歳（2005年）

5月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切り、3着を確保した。

6月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月6日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた26戦目は、一般C3二（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオークプリティに4馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

12月23日、中5週で迎えた27戦目は、一般C3一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤祐樹騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のヤマニンリコッシェをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2006年）

1月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤祐樹騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

1月27日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤祐樹騎手（12戦2勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤祐樹騎手（13戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

4月21日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた31戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で佐藤祐樹騎手（14戦2勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた32戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3三（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（15戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた34戦目は、一般C3三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（16戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた35戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったシゲルトップウに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、サーペントラに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月24日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、ヤマニンランダーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月12日、中2週で迎えた39戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のセユーサクラをクビ差振り切って4勝目を獲得した。

9月29日、中1週で迎えた40戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、観音崎特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月1日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた41戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。