ネーハイハヤブサ（1993年生、母ネーハイビユーテイ）

ネーハイハヤブサ（1993年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニッポーテイオー（当時10歳）と交配したネーハイビユーテイが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は佐々木恵一。戦績は、中央平地12戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

11月4日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

11月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

3歳（1996年）

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

7月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアマゾンチャーチルを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月10日、中4週で迎えた6戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では全く伸びず10着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の恵山特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったハイトランプにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の檜山特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったツルミワールドを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

4歳（1997年）

11月22日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 雨/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の尾張特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダイナミックキラーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマーブルリヴァーに1馬身1/4の差をつけて久々に白星を挙げた。

5歳（1998年）

10月17日、約10か月の休養明けで迎えた12戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたスコールソーラン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。