ハリケーンストーム（2002年生、母ノビアボニータ）

ハリケーンストーム（2002年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時21歳）と交配したノビアボニータが22歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、地方10戦1勝2着2回。2004年のハイセイコー記念(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

矢作和人厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2004年）

7月25日、デビュー戦は有年淳騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したロトジャスティスを差し切れず、2馬身差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るバトルアイノマイを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

9月29日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトウケイファイヤーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月6日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた6戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、2歳G1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3歳（2005年）

1月17日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の福寿草特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた8戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’05雲取賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた9戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの’05サンライズチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の京浜盃（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。