メイショウコジョウ（2017年生、母ハービンジャーラス）

メイショウコジョウ（2017年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+古城」。毛色は鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時9歳）と交配したハービンジャーラスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、林孝輝から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって1,728万円で落札された。

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

11月24日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

12月28日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2020年）

4月18日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウカズサを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

9月12日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

12月19日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2021年）

1月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヴェラアズールに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線に入ると、前で粘るハンメルフェストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月13日、中6週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの天白川特別（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したロードリバーサルに半馬身届かず2着に敗北した。

4月17日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラスの香嵐渓特別（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で幸英明騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（2022年）

5月8日、約11か月半の休養明けで迎えた14戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサステナブルを半馬身捉え切れず2着となった。

5月29日、中2週で迎えた15戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの香嵐渓特別（中京ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの鷹取特別（阪神ダート2000m 小雨/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

10月1日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は角田大河騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた18戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの北國新聞杯（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月13日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は角田大河騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6歳（2023年）

2月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの淡路特別（阪神芝2600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は酒井学騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

6月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの三田特別（阪神芝2400m 外回り曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた23戦目は、3歳以上2勝クラスの清滝特別（京都芝2200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は角田大河騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた24戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったブライアンセンスにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上2勝クラス（京都ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7歳（2024年）

3月16日、約4か月の休み明けで迎えた26戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの弥富特別（中京ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は角田大河騎手（5戦0勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上2勝クラスの比良山特別（京都芝2200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。