キングスハンド（2018年生、母エンプレスラブ）

キングスハンド（2018年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王+手」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリヤンドファミユ（当時8歳）と交配したエンプレスラブが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村中牧場。主な勝ち鞍は2022年の祝レオス誕生日特別(一般C3-10)。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月20日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエストレラブレインに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

6月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

12月17日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた4戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

4歳（2022年）

1月3日、中1週で迎えた5戦目は、毘沙門天賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ジョイホース浜松開設9周年記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

デビュー前

松木啓助厩舎（高知）へ入厩。

2月23日、デビュー戦は米倉知騎手を鞍上に据えて、タナカノブヨシ特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

3月8日、中4週で迎えた7戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、祝レオス誕生日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のバッファローボムに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月30日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、バンディエラに交わされて2馬身差の2着となった。

4月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。