ダイナシュガー（1981年生、母サンドラターフ）

ダイナシュガー（1981年5月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時10歳）と交配したサンドラターフが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地19戦4勝2着4回。1986年の関屋記念(G3)で2着に入った他、1986年の牝馬東京タイムズ杯(牝G3)で3着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

2歳（1984年）

1月29日、17頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナドライブからクビ差の2着に甘んじた。

2月19日、12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のミホジンプウに4馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

3月18日、15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のファイアーダンサーをハナ差制してトップでゴールを駆け抜けた。

4月8日、21頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。18着に敗れた。

5月20日、25頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。14着に敗れた。

6月24日、12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月5日、11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月9日、10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノエデンから1馬身1/4差の2着となった。

10月14日、13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナマインからハナ差の2着に甘んじた。

12月2日、17頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月22日、15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1985年）

2月3日、15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1986年）

4月27日、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は坂井千明騎手。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のパーシャンボーイを半馬身振り切って勝利を挙げた。

7月13日、BSN杯（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のタカラスチールを3/4馬身振り切ってトップでゴールへと飛び込んだ。

8月3日、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイランドゴッテスに3/4馬身届かず2着となった。

9月7日、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月12日、牝馬限定G3の牝馬東京タイムズ杯（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月16日、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は安田富男騎手。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、6着に終わった。

11月30日、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴崎勇騎手。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。