リードオフマン（2002年生、母ラビットフット）

Lead off Man

2002.02.25

リードオフマン（2002年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「一番打者、率先する」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時7歳）と交配したラビットフットが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地24戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上1000万下。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

9月12日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエキゾーストノートをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

10月30日、中6週で迎えた2戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンの京都2歳ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

3歳（2005年）

1月8日、中2週で迎えた5戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の飛梅賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

1月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンニュートンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝

2月26日、中3週で迎えた7戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月3日、中4週で迎えた8戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず15着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた9戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの端午ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

10月8日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上1000万下の藤森特別（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露し、3着に入った。

10月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたダンディズム決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の與杼特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（6戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアルドラゴン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2006年）

1月9日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（7戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のブレッチングスキーをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

1月28日、中2週で迎えた15戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の橿原ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

7月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の栂尾特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（8戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたリーピンスイーパー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月20日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の平尾台特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったラバグルートにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月9日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の大須特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（9戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月8日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の藤森特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5歳（2007年）

5月5日、約6か月半の休養明けで迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の御池特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（12戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の皆生特別（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（13戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

7月29日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の響灘特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（14戦2勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて16着に敗れた。