ハートフルシャワー（1998年生、母フラッシュシャワー）

ハートフルシャワー（1998年4月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハートレイク（当時7歳）と交配したフラッシュシャワーが11歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）シンユウファーム。戦績は、中央平地11戦0勝、地方13戦2勝2着8回。主な勝ち鞍は2002年の一般C4。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

6月17日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

9月9日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

9月29日、連闘で迎えた5戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた7戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の会津特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

12月31日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、エスペランス特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマヤノエンデバーから1馬身半差の2着となった。

4歳（2002年）

1月13日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた9戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月8日、中3週で迎えた10戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福元弘二騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエスタンローヤルからクビ差の2着に甘んじた。

3月10日、中3週で迎えた11戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福元弘二騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた12戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート900m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリスワットからクビ差の2着に惜敗した。

4月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイルドヴィジョンからアタマ差の2着に甘んじた。

6月2日、中4週で迎えた15戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイミラーから3/4馬身差の2着となった。

6月16日、中1週で迎えた16戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイウンリンクスからアタマ差の2着に甘んじた。

7月14日、中3週で迎えた17戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のロッカウェイビーチに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月3日、中2週で迎えた18戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったターフケンザンから1馬身半差の2着に敗れた。

9月8日、中4週で迎えた19戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイサンターフに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

9月23日、中1週で迎えた20戦目は、上渕名特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は福元弘二騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオジョーカーからハナ差の2着となった。

11月3日、中5週で迎えた21戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

5歳（2003年）

2月2日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢原洋一騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。