ドリームスター（2009年生、母トロピカルメイク）

ドリームスター（2009年5月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「夢＋人気者。常に一着で皆から注目された人気者になる事を願って」。毛色は栗毛。種牡馬のカリズマティック（当時13歳）と交配したトロピカルメイクが21歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ガーベラパークスタッド。戦績は、中央平地9戦0勝、地方29戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月19日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 雨/不良）に出走。馬体重は430kg。17頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

3歳（2012年）

1月21日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

3月25日、中5週で迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

8月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

9月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた10戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシングリフォンに約12馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて、最後は2着のエーシングッドマンをクビ差振り切って圧倒的人気に応えた。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったユーセイアポロンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中6週で迎えた13戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた14戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4歳（2013年）

1月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた17戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤友則騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエーシンディンゴに1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

3月1日、中1週で迎えた18戦目は、十六銀行J-Pointカップ（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤友則騎手（8戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤友則騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤友則騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、プロスペリタにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤友則騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトーセンレングスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤友則騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤友則騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアビオニクスに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月30日、中1週で迎えた24戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、飛騨川特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた25戦目は、誘導馬の父、塚さんありがとう（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（14戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（15戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のウミホタルに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月25日、中1週で迎えた27戦目は、C級チャンピオン特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（16戦5勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた28戦目は、一般B6 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（17戦5勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイソノジャストに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月12日、中1週で迎えた30戦目は、きんもくせい賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、エスティフェスタにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般B6 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（18戦5勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた32戦目は、奥飛騨賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（19戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、リコーロデムにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（20戦5勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた34戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、雷鳥特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5歳（2014年）

1月23日、中8週で迎えた35戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（21戦5勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

2月27日、中1週で迎えた37戦目は、白梅賞（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（22戦5勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた38戦目は、しらさぎ賞（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（23戦5勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。