レオアピール（1999年生、母レオピアレス）

レオアピール（1999年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋魅力、感動させる」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時6歳）と交配したレオピアレスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は江谷牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方5戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

5月11日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/不良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

6月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた3戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

8月11日、中7週で迎えた4戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた5戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた6戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4歳（2003年）

4月5日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた8戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったライデンノハナから1馬身半差の2着となった。

4月12日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフラワーオーカンから半馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のバイカルフォンテンに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビートザキャンサーに7馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

5月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミバーサスに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月22日、中3週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた13戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

7月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。