ハードマティーニ（2011年生、母ナンヨーアース）

ハードマティーニ（2011年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「強い＋カクテル名」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時19歳）と交配したナンヨーアースが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、芹澤精一によって546万円で落札された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

2月10日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

3月16日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

4月26日、中5週で迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

9月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

9月19日、連闘で迎えた5戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったチョココロネに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るファイナルダンサーを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月18日、中3週で迎えた9戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインクラージュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

12月3日、中1週で迎えた10戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、オヤマリンドウ特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4歳（2015年）

1月3日、中3週で迎えた11戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。