キミノホホエミ（2007年生、母ラッキーミシェロ）

キミノホホエミ（2007年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「君の微笑み」。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時13歳）と交配したラッキーミシェロが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方26戦2勝2着9回。主な勝ち鞍は2009年のルーキーステージ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼斉藤牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永村侑によって126万円で落札された。

土井道隆厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2009年）

8月16日、デビュー戦は権藤学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヨシノラスカに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

10月4日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、2歳戦のアルデバラン賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月22日、中6週で迎えた4戦目は、2歳KJ1の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のカペラ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエンデバーマンボを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

3歳（2010年）

1月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の初夢特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた7戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の耶馬渓特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は権藤学騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したダンツフローラにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月15日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦の川上峡特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の別府特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の高千穂峡特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったドクトルカールにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月1日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のさざんか賞（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2九十（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったストロングリゲルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

4歳（2011年）

1月20日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアラゴルン決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

2月24日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、息の入らないペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で懸命に走り抜いたが、ブラックシップに交わされて2馬身差の2着となった。

5月4日、中9週で迎えた19戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエリモダンディズムを半馬身振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

6月20日、中6週で迎えた20戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

8月24日、中8週で迎えた21戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

9月20日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で真島大輔騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

5歳（2012年）

5月3日、約7か月半の休養明けで迎えた23戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C3（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエフテーアッサンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月20日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定戦の葉室篤沖縄移住7周年記念（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（10戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、シャインパーミットにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月5日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（11戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（12戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目覚ましい伸びを見せたが、伸びてきたビーマイアズサ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。