レディキラー（2002年生、母アランダ）

レディキラー（2002年4月1日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「色男、女たらし」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時15歳）と交配したアランダが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地10戦1勝2着4回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

5月14日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月13日、中8週で迎えた2戦目は、3歳戦の摩耶山特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナムラサンカを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月7日、中3週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサテライトキャノンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したノボリハウツーを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月29日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフィフティーワナーに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は上村洋行騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

4歳（2006年）

4月16日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（5戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

7月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったウインカーディナルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（6戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のスギノベラージオに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6歳（2008年）

9月15日、約22か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の鳥取特別（阪神ダート2000m 小雨/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に敗れた。