ニホンピロキース（2001年生、母ニホンピロポリーナ）

ニホンピロキース（2001年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋男性名（ローリングストーンズのキース・リチャーズより）」。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時17歳）と交配したニホンピロポリーナが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福岡清。戦績は、中央平地49戦6勝2着10回。2007年の小倉記念(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

10月26日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は448kg。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたランドナイト決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

11月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

3歳（2004年）

3月6日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 雨/良）に出走。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

3月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したタマモグリッターを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のバンブーフィーゴに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

5月8日、中2週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

5月16日、連闘で迎えた8戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあずさ賞（京都芝1600m 小雨/不良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のトーホウファイターをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

9月25日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上1000万下の甲東特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

10月31日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下の保津峡特別（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したオレハマッテルゼを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

11月21日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下のオグリキャップメモリアル（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

12月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の摂津特別（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

4歳（2005年）

1月15日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り雨/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

5月15日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月29日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下の有松特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のディアチャンスをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月18日、中2週で迎えた16戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の三宮特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたハッピートゥモロー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の皆生特別（阪神芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊かなスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったインマイアイズにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の玄海特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、不撓のスロトングスピリットで渋太く持ち堪えて、最後は2着のシゲルフェニックスに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月14日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（4戦2勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下の不知火特別（小倉芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマヤノグレイシーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中2週で迎えた21戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の甲東特別（阪神芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスプリングダボスに1馬身半の差をつけて5勝目を収める

12月3日、中9週で迎えた22戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の2005ゴールデンホイップトロフィー（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上1600万下のクリスマスカップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったタイキラファエロに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2006年）

1月5日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上1600万下の寿ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の石清水ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上1600万下の斑鳩ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のアクアマリンステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

5月14日、中9週で迎えた28戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の下鴨ステークス（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた29戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の湘南ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったガブリンに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

6月24日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上1600万下の大阪スポーツ杯（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた31戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の博多ステークス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた32戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月28日、約3か月の休養明けで迎えた33戦目は、3歳以上1600万下の比叡ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上1600万下の清水ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

12月2日、中2週で迎えた35戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の2006ゴールデンホイップトロフィー（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上1600万下のクリスマスカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマツリダゴッホ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6歳（2007年）

2月10日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の飛鳥ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上1600万下の道頓堀ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月21日、中6週で迎えた39戦目は、4歳以上1600万下のメルボルントロフィー（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈の闘志で渋太く粘り込んで、最後は2着のカネトシツヨシオーをアタマ差振り切って久々に美酒を浴びた。

5月5日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた41戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

7月8日、中5週で迎えた42戦目は、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったサンレイジャスパーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7歳（2008年）

11月2日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた44戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、カシオペアステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた45戦目は、ハンデ戦でオープンのアンドロメダステークス（京都芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

12月20日、中4週で迎えた46戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、ディセンバーステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

8歳（2009年）

1月4日、中1週で迎えた47戦目は、門松ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は酒井学騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた48戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

2月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた49戦目は、白富士ステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。