ワッズオブマネー（2005年生、母レディダイヤモンド）

ワッズオブマネー（2005年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時8歳）と交配したレディダイヤモンドが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、地方40戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年のクリスマス賞(一般C2)。

経歴

デビュー前

岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2007年）

6月18日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は455kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月20日、中8週で迎えた2戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3歳（2008年）

1月9日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた4戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 雪/不良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたハッピーユース決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

3月4日、中3週で迎えた5戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

3月27日、中2週で迎えた6戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では少しずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキリポラリスをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F1一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F1一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳F1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた15戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた16戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジェミニアイドルを3/4馬身振り切って2勝目を収める

11月3日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイトオングラスから半馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中2週で迎えた21戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、ファンタジスタカップ第1戦（福山ダート1250m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のファイトオングラスに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

11月30日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブランドコールに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

12月23日、中2週で迎えた23戦目は、クリスマス賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のブランキーニに4馬身の差をつけて制した。

4歳（2009年）

1月12日、中2週で迎えた24戦目は、成人の日特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドスルーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月25日、中1週で迎えた25戦目は、広島県獣医師会会長賞（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（4戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシンリュウカイザーに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月7日、中1週で迎えた26戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のブランキーニに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月22日、中1週で迎えた27戦目は、アネモネ特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（6戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた28戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、福山こうちスタージョッキーシリーズ第二戦（福山ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のブランキーニに3/4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月18日、中5週で迎えた29戦目は、スイートピー特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（7戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、端午賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（8戦5勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた31戦目は、水芭蕉特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（9戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた32戦目は、夾竹桃特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた33戦目は、ランタナ特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（11戦5勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた34戦目は、海水浴特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（12戦5勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた35戦目は、ひまわり特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（13戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビービーバイラから1馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた36戦目は、門別町農業協同組合長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（14戦5勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビービーバイラから1馬身半差の2着となった。

9月7日、中2週で迎えた37戦目は、秋明菊特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（15戦5勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた38戦目は、福山飲食組合杯（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で池田敏樹騎手（16戦5勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた39戦目は、日高軽種馬農業協同組合協賛ななかまど特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で池田敏樹騎手（17戦5勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた40戦目は、11月3日は競馬の祭典JBC!（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で池田敏樹騎手（18戦5勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。