シゲルノイチゴ（2009年生、母シゲルラブスカイ）

シゲルノイチゴ（2009年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋野苺」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシルバーチャーム（当時15歳）と交配したシゲルラブスカイが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者は野々宮牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方32戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の2歳。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

7月31日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は388kg。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9月4日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

10月9日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の九州（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、スターオブジュエルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月15日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた5戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で清水裕一騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレオーネをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（2012年）

1月5日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で清水裕一騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で清水裕一騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で清水裕一騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月18日、中0週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で清水裕一騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた12戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず3着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた16戦目は、小山紗知伽騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた17戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月1日、中1週で迎えた18戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた19戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた20戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい6着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた26戦目は、JA岩手ふるさとひとめぼれ杯（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋悠里騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた28戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、金ケ崎三角点展望台レース（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4歳（2013年）

1月3日、中1週で迎えた29戦目は、唐梅館絵巻レース（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

1月13日、中0週で迎えた30戦目は、クライマックス3最終決戦（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のヒシダニエルをアタマ差振り切って優勝

3月25日、中9週で迎えた31戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C1九（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリックデビッドに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

4月14日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、大屋梅賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタップシュートに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月13日、中1週で迎えた34戦目は、磐井川レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。