ウエスタンロード（1984年生、母ミスコマコ）

ウエスタンロード（1984年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウエスタンジョージ（当時8歳）と交配したミスコマコが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中静一。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方34戦1勝2着7回。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上B2。

経歴

デビュー前

柳田次男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

1月31日、デビュー戦は西園正都騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた3戦目は、安藤賢一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 雪/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた4戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。0着に終わった。

4月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西園正都騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブルーメダルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

5月9日、中0週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

11月7日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入った。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は西園正都騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた10戦目は、樋口弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（1988年）

2月27日、中9週で迎えた11戦目は、上川薫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったレコードバンザイから5馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた12戦目は、野元博実騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月25日、中5週で迎えた13戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中0週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は上川薫騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートリツクから7馬身差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上川薫騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上川薫騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で上川薫騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミフリージアから半馬身差の2着となった。

7月31日、中2週で迎えた19戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は上川薫騎手（5戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた21戦目は、C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は野元博実騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた22戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野元博実騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤタノゴールデンから2馬身差の2着となった。

10月17日、中1週で迎えた24戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた25戦目は、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は野元博実騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた26戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナエボラオウから1馬身差の2着となった。

12月4日、連闘で迎えた27戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は上川薫騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野元博実騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1989年）

1月3日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉原正和騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は上川薫騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上川薫騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は野元博実騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったピンクダイトからクビ差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた33戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアメリカンテイオーから半馬身差の2着となった。

3月19日、中2週で迎えた34戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は上川薫騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のピンクダイトに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月24日、中4週で迎えた35戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は吉原正和騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた36戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた37戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は上川薫騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた38戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上川薫騎手（11戦1勝）。6頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上川薫騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上川薫騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1990年）

2月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、中野博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた42戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野博騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月21日、中5週で迎えた43戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中野博騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた44戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中野博騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。